ベトナム人学生、卒業後に日本で就職も
日本に留学するベトナム人も8万2,266人と、中国人に次ぐ多さとなった。出入国在留管理庁によると、2018年に日本企業などに就職したベトナム人は5,244人で、留学を機に日本での就職を希望する学生が増えていると推察できる。
日本に良いイメージを持っている学生は多いという。ベトナムは親日国で、もともと日本文化にも興味を持っている人が多いこともあるが、日系企業や日本製品の評判が良いことも影響しているようだ。トゥイ学部長は「日系企業はベトナムで長期的に法令順守した経営をしており、従業員への教育もしっかりしているということで、尊敬されていることが多い。このような良い評判は、親族や先輩から若者に自然と伝わり、日本に興味を持つ学生は一定数いる」と述べた。優秀でチャレンジ精神のある学生は卒業後、日本での就職を目指すことが多く、「実際に日本語学部卒業生のうち1割ほどが日本で就職している。日本は賃金が高いことも魅力だが、成長できる機会にもなる。なじみのベトナム人コミュニティーが形成されていることも安心感につながる」と説明した。
一方、日本で働くに当たり、ベトナム人にはなじみのない慣習もある。トゥイ学部長は「日本ではまだ長時間働くことが美徳という考えが残っているようだが、ベトナム人はワーク・ライフ・バランスを大切にする。仕事よりも家族や友達との関係を優先するため、残業や接待よりも家族の誕生日を優先することは珍しくない」と指摘した。また、ルールに対する意識の違いを挙げ、「日本人はルールを守ることが目的になっているように映ることもある。ベトナム人は仕事に熱心であるがゆえ、ルールを順守するより、効率的に成果を出すことを重視する面がある。互いにコミュニケーションを取って、なぜそのルールを守る必要があるのかを確認し合うとよい」と述べた。
ベトナム人材【エンジニア】【特定技能】を紹介します
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【エンジニア】とは「技術」ビザを取得して働く技術者のことです。
「技術」ビザを取得するための条件は、大きく3点あります。1 理系の大学を卒業していること
2 大学で学んだ分野と関連のある仕事に就くこと
3 日本人と同等の報酬であること
ベトナム人技術者【エンジニア】の賃金は、標準的な日本語レベルN4で、基本給18万~+残業代スタートが一般的です。
お金を稼ぐ為に遠い国から来ていますので、残業や夜勤等は逆にある方が喜ばれます。
昇給や賞与も含め正当に評価してあげれば、長く働くモチベーションになりますし、積極的なコミュニケーションが日本語能力を高めるだけではなく、受入企業様との関係性の強化に繋がります。
エンジニアの雇用についても、厚生労働省による助成金の申請が可能となっています。助成金申請の詳細についてはこちらへエンジニアについての詳細はこちらへ
【ベトナム人特定技能】を紹介します
ベトナム人特定技能とは、日本の人手不足と、今後の高齢者社会の対策に2019年4月から始まった新しい在留資格です。【特定技能】のポイントは、大きく3点あります。
1 技能試験と、日本語能力試験に合格すること
2 就労する外国人に対して、具体的な支援計画と支援の実施が義務付けられたこと
3 日本人と同等の報酬であること
弊社では、グループ会社で登録支援機関の申請をしています。また通訳できるレベルのベトナム人スタッフが在籍していますので、人材の紹介からビザの申請、就労後の支援まで、ワンストップで承ります。